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2006年9月17日
SDA王滝100kmレース当日

 今回、初参加のSDA王滝100kmは長野県王滝村をスタート・ゴールとする林道100kmのMTBマラソンレースです。スタート地点の標高は約900m、最高標高1620m、8回もの大きなアップダウンが有り、合計標高差2400mを登るコースです。しかも、崩落した岩が転がっている過酷なコース。このレースに全国から1,000人ものチャレンジャー集まってきます。
 目標タイムは来年の120km挑戦権の有る7時間以内に設定しました。ちなみにゴールの脚切り時間は10時間で各チェックポイントごとにも脚切り時間が設定されていて、完走率は60%ほどのようです。

<装備>

バック
サドルバック
トライバックをトップチューブ・ステム側に取り付け
キャメルバック1.5リットル

スペアパーツ
工具類
スペアチューブ2本、エアーボンベ2本、携帯ポンプ、チェーン切り付きマルチツール、パッチキット、タイヤブート、タイヤレバー、スペアネジ類、チェーンコネクトピン、ビニールテープ、タイラップ(以上をサドルバックに入れた)

補給食
ウィダーインゼリー×2、アミノバイタルマルチエネルギー×2、トップテン×2、アミノバイタルプロ×4、パワージェル×3、パワーバー×2、バナナ×1、羊羹×1
(以上をウェアのポケットとトライバックに入れた)
グリコCCDドリンク×2(水に溶かしてキャメルバックに)
ボトルに水を750cc
=総カロリー2400kcalほど

<使用機材>

バイク
TREK TOP FUEL110

タイヤ
Front MIBRO Marathon 2.1NoTube仕様(240kpg)
Rear MIBRO Marathon 2.1NoTube仕様(260Kpg)

リアカセット
12-27T(10S)

Rディレーラー
アルテグラ・ロングケージ

シフター
フロント(SRAM・X0)、リア(シマノ10Sフラットバー用)
王滝の登りはきついが激坂は無く、リア34Tは必要無いと判断して27Tにしクロスレシオ化を図りました。

17日(日)レース当日
 3:00起床
 スタート時間が6:00と早いので、朝食早めに摂る。スタート前に1500kclほどは摂りたいが、旅館特製のオニギリ1個、カロリー名とゼリー1個、バナナ1本、牛乳200cc、ヨーグルト1個などで1000kcalほど摂った。しかし、胸がムカついてこれ以上は摂れなく、無理して食べても吐くだけと思い止めておく。不足の分はスタート前にゼリーなどで摂ればいいのだから。
 4:00に会場へ移動。バイクを車に積み直す手間を省くのとアップのために会場までは自走で行った。
 到着後すぐにスタート地点にバイクを並べに行く。スタート位置は早い者勝ち、20列目位に並べられたでしょうか?
 週間天気予報では雨の予報だったが、昨晩の雨は止んで曇り空。雨に備えてビニールカッパをキャメルバックに入れておく。気温は12℃ほどで、北海道人にとっては涼しくて丁度良い感じ。半袖・短パンにアームウォーマーのみでスタートすることにした。
 <スタート〜CP1>
 6:00スタート
 最初の5kmほどは先導車が付いて、林道入り口まではパレード走行。それでも舗装路なので結構スピードが乗る。しかも登りのダート区間に入ると同時に渋滞が起きるので、位置取り争いが激しい。登りに入ると舗装路とはいっても結構な勾配で、早くも心拍が上がる。スタートから12kmでP1(標高1550m)までの660mの標高差を上るコース中最大の登り区間。ダートに入ると最初は渋滞気味であったが、すぐに2列走行となり自分のペースで走れるようになった。廻りのペースに惑わされないように心拍160bpm台をキープするように務めるが、やはり抜かれると悔しいので、つい頑張ってしまう。P1には目標タイム通りの約1時間で到着。標高1320mまでのダウンヒル、やはり割れたフレームが気になって飛ばせない。平均時速25kmほどといったところか。直線で飛ばせない分はコーナーでの減速を極力抑えてカバーするようにし、10人ほどパスしパスされたのは2人ほど、参加者全体が下りは慎重なようだ。その後、小さなアップダウンの後、P2(標高1550m)まで標高差250m、標高差225mの2回の登りで36km地点のCP1(標高1545m)に到着。CP1到着タイムは3時間06分(目標2時間30分)で30分の遅れ。下りを飛ばせなかった分と自分を納得させ、CPではゼリーの補給のみの停止で、すぐに走り出す。
 <CP1〜CP2>
 次のCP2(67km地点)までは100mほどのアップダウン3回と280mの登り。途中の50km地点付近で唯一の平地区間が3kmほど有る。下りが終わって平地区間でスピードが乗らない、というより力が入らない感じ、下りで身体を冷やしたせいか?いや、確実に疲労というダメージがきているのだ。序盤の高心拍で補給食があまり摂れなかったのも有るかもしれない。極力、ゼリーやトップテンを摂るように務めるが、一旦枯渇したグリコーゲンは簡単には回復しない。それでもCP2までのガレた苦しい登りを平均時速8km/hをキープし登りきった。途中で3回ほどは停止して補給食を摂ったりしただろうか、休憩の回数も増えてきた。CP2の到着タイムは6時間丁度(目標4時間30分)で、目標完走タイムの7時間は絶望的になってきた。それでも7時間台のゴールは可能な範囲なので、次の目標を7時間台に置き換える。
 <CP2〜CP3>
 CP2では疲労回復のために10分ほど休んだ。この後、最大標高地点のP5(1620m)までの登りが控えているためだ。P5までの登りでも疲労は回復しなくスピードは上がらないが、気持ち的に余裕は出たのか?それほど苦にならないまま頂上に到着した。しかし、その後少し下って標高差で僅か50mほどの登り返しのほうが辛かった。長い登りのほうが諦めもついて気持ち的に楽なのか?まあ、標高差50mといっても普段のXCレースコースなら結構な登りには違いないが。CP3の到着タイムは7時間30分ほど、残り距離は15kmほどといっても、標高差200mと100mの登りが有る。最後は今回最長のダウンヒルとはいっても、8時間台も無理。目標タイムがどんどん伸びてゆく。CP3手前の下りで、深い砂利にコースを取ってしまい転倒した。行ってはいけないという方を見ると、そちらに行ってしまうもので、疲労から来る判断ミスで有ったと思う。
 <CP3〜ゴール>
 この頃には登りでも心拍は130bpmほどにしか上がらず、登りの速度も4km/hほどになってしまう。これが最後の登りと判っていてもスピードは上がらない。押したほうが早そうだが、最後まで押さずに乗りきった。クロスレシオのロー27Tではペダル回転50rpmほどにしか上がらず、疲労を増したのも有るかもしれない。自分の力を過信しすぎた選択だった。確かに7時間以内で走る実力があればロー27Tで十分だろう。
 最後のダウンヒルでは、もうフレームが壊れても良いからという思いで飛ばした!ミブロ・マラソン2.1のグリップは素晴らしく、安心してコーナーも突っ込める。時計の針が9時間経過に近づいてゆく。何とか8時間台はキープしたい!脚切り時間の10時間には十分間に合うが腐ってもXCレーサーだ!と言う思いでペダルを踏み続ける。完走タイム8時間59分(手元の時計)でゴール。いつもの耐久レースならゴール後に笑みが出るが、疲労の余り笑いも出なかった。ゴールでは先にゴールしたりリタイヤした轍屋さんの仲間たちが迎えてくれた。パンク無く、心配していたフレームが折れることも無く最後まで持ちこたえてくれた愛車と、遠征に同行させていただいた轍屋さんのメンバーに感謝です!!




画像8 スタートに並ぶバイク

画像9 スタート直後
(画像提供:信州フォトフォト館さん

画像10 CP2にて休憩中




画像11 ゴール後

画像12 プロフィールマップ(GPSログ)

画像12 コース図(GPSログ)


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